車と言葉は日用品?

三、四年前に車の免許を取りに教習所へ。
仮免を取る時の実地試験で落ちてしまいました。S字、クランクなどがどうしてもらうまくいかない…。それを友人たちに伝えると、だいぶ前に免許を取得した女友達は、「私も一度落ちたから大丈夫!」とか、上手くいくイメージを持つとか、角まで来る手前で目線を○○に、とか「自分」がこう運転すればうまくいく!といったアドバイスでした。
車好きな知人からは、「車はこういう構造だから…」と、構造から話してくれました。たしかに教習所でも、実地のあいまで教則本を開いて、車の仕組みについて教えてくれる人も。「構造を知っていれば、どうして車がそういう動きをするかわかるからね」と。
私はそこまで気持ちがいかなかったので、なるほど、と思いました。

車は、どこかへ行くための日用品、運転さえできれば!という捉え方の人もいれば、仕組みや構造、細部まで興味を持つ人…おそらく車が好きな人がいるのだなと思いました。

「言葉」や「文字」も、本当に日用品だと思うのだけど、一つひとつの漢字の意味を調べていくと、普段話したり聞いたりすることに奥行が出てくるのではないかなあと思っています。

私は中学生のころ、国語辞典は言葉の意味を調べるのに使うから国語の授業で必要だし、英和、和英辞典は英語を訳すのに、あるいは日本語で英語を表現するために使うと思いました。が、漢和辞典は古代の漢詩で使うぐらいであまりピンときませんでした。まあ、中学生のときに中国語が必修であったり、漢詩ラブ!みたいな感じだったら、もちろんもっと必死こいて使っていたかと思うんですけど…。
それにだいたい言葉の意味を調べるなら国語辞典で用は足ります。漢字の意味まで調べてたら、時間かかるしー、と今も思います。

だけど、白川静さんの漢字研究に触れると、簡単な気持ちで使うよりも、歴史的な背景を知ることで、よりこだわって楽しく言葉を使えるようになるかなー、と思いました。
たくさんの歴史を持った言葉を普段使ってるんですもの。

で、いろいろな方向から言葉について興味を持ってみようと、Simeji(って入力したらシメジが画面上にたくさん降ってきたー!笑)というキーボードアプリを使ってみたんだけど、かんし、と入力をしたら、漢詩とは変換されないのに(そしたらみんなで辞書として使えるように言葉を登録できる単語登録機能もあるんですね!)、Chinese poetry、とは出てきたんですね。

可愛い顔文字もいっぱい(〃^∇^)o_彡☆←これはいっぱい、で出てきたクラウド変換、で、ほんとにすごいです。

顔文字も面白いですよね。複数のなんの意味も持たない羅列で記号を使って、喜怒哀楽を表現するって、人類初なんですかね?
絵文字とどう使い分けてるんだろう?とかも思います。

一度、Simeji(またしめじがいっぱい落ちてきた…笑)さんにぜひ行って、いろいろお話を聞いてみたいですね!

ことばのハンドル。

もし好きな言語で人生をドライブできたら、何語を選ぶ? 私はまた、日本語でドライブかな? ことば 出版 スーパー 音楽 本屋さん 日々の日記、そしてたまに不思議な現象、更に自ら起こすミラクル etc

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