千年女優とスエズ運河。

今日は荒川知水資料館で、第1話 「土木と文明、スエズ運河」 という講義を受けてきたよ(o^^o)小説の材料になるかな〜と思って。。(^◇^;)

スエズ運河を中心とした歴史についての抗議を受けたんだけど、これがとても面白かった(*≧∀≦*)

特に、クレオパトラの話が心に残ったかなあ。。

彼女はアクティウムの海戦で、夫のアントニウスが敗北しそうと察すると、戦場を後に。
その後彼女は、解体した船の素材や、財宝とともにスエズ運河をわたってエジプトから逃れようとするが、他民族に船の一部を焼き払われ、運河の形状に阻まれてしまう。
このときもし、スエズ運河が深く掘削され、開通していれば、逃げられたのかも?

講師の方が、クレオパトラは毒蛇に噛ませて自殺する、とあるが、彼女の歴史はスエズ運河に遮られ、断念することで終わる、と仰っていたのが印象的だったなー。

その後スエズ運河の開通、フランスのナポレオンから、レセップス子爵へつながっていく。そしてナポレオン3世の奥さんであり、レセップス子爵の親戚である、ユージェニー王妃の援助を得て、ようやく開通することに。

講師の方は、わしゃクレオパトラの恋愛なんて興味はないが、彼女がスエズ運河に阻まれたことに興味がある、とのこと。
おかげさまで、スエズ運河の掘削方法や、開通のための留意点はあまり頭に残らなかった(´・ω・`)

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私は、何が面白かったのか、と思ったけど、講師の方の編集の仕方が面白かったと思う。

おかげさまで、
千年女優、という映画と、この前見た夢を思い出した(^◇^;)

先に夢の話をすると、自分のファッションが、どこかアメリカやヨーロッパの女教師ぽい、と書いたその夜、夢を見た。

私は外国人の女教師で、ああこれは私の前世なのかもしれないな〜と思いながら、
歩いてるのか走ってるのかわからない速度で暗闇を進んだり戻ったりしていた。私は前世と呼ばれるところで本を手にしたり、来世に行って何かを見聞きして、知恵を先取りしようとしていた。

いつもだったら、だいたい夢のなかで歩く感覚があると、足が地につかない感じで、あわてて起きたりして、着地している感覚にホッとするのだけど。。
とにかくいままで味わったことのない感覚でびっくりしたー。

その日の夢は、確実に前世も現世も来世も地続きで、前世というものがあろうがなかろうが、すべては時間も場所もつながっていて、いつでも戻ること進むこともできるのだと知ったよ。

ただ現世は現世で生きていれば、良いのだと思う。それは本当に幸せなことと思う。現状で全てが解決しているなら。。
でももし、現状で全てが解決しないとどこかで感じると、このような価値観に助けられることもありそうかなと思った。(輪廻転生とか??)

そして、
映画「千年女優」を見たときのことを思い出した。私はなんで主人公の女優が、どこをどのように走っているのかわからず、恋する男性ともわからぬ影を求めてただひたすら虚構と現実を走っている。

ただ女性のもつ、疾走感のための映画かと思ったけど、あれは時空を超えて恋する男を探し、人は意志で生きていることを暗に示している映画なのではと思った(ので、男の人はすでに亡くなっているかも)。

クレオパトラを生きたときに断念したことが、ユージェニーを生きたときには、遠くでスエズ運河がつながっている。。
そのこと自体は歴史がつないでいる。もしくは、文献がつないでいるのかもしれないけど、それはあくまで、過去起きたことと未来を結ぶことを示して当たる。

登場する女優も、すべて同じ女優のようでいて、もし同じ女優ではないのだとしたら、時代が変わっても、意志の力が、人類を先に進めらさせるのかなあ、と。(まあスエズ運河は、男性による運河掘削の意志だけど……)

あの映画に出てくる鍵の君がくれた鍵の中身、は、あの映画を見た人が、それぞれに持っている箱の中身なのだと思う。
だから、解釈が様々なのだろうなあ。。と。

なんか、意味わからんよね(^◇^;)
ともあれ、第2回も出てみたいなー♪と思ったよー。
資料館へ向かう途中にある、志茂平和通商店街も、おしゃれな珈琲屋さんから味のある定食屋↓まで、うまくまとまっていて、開拓したいな(*^o^*) 

ことばのハンドル。

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