【そうだ、スーパーへ行こう。】第五回目。オーケー足立小台店
河川敷を散歩していたら、ひょっとしたら郊外型のスーパーがあるかも!という期待感が。さっそく探しながら歩こう٩( 'ω' )و
……が、なかなか目標物はなし。。
遠くに赤い三角の屋根のある建物を見つけ、「頼む!スーパーであってくれ!」と、祈りにも似た気持ちが。。
幸いにも、島忠ホームズ内にスーパーを発見!
『オーケー足立小台店』。
いわゆるディスカウントスーパーである。
実はオーケーって初めてでドキドキ……(;´д`) 建物内の地下にあるようだ。
まずは青果部門から入る構造になっている。売場の入口に、低いゴム製の扉があり、一方通行の流れを作っている。逆流(万引き?)防止だろうか。
入り口脇にすぐ、ベビースターなどのスナック菓子コーナーが少しだけある。なんとなくだが、子供の気を引くというか、ぐずってしまう子供対策、のように感じられた。
とにかく圧倒されるのは、お客のスピード感だ。今まで訪問したスーパーとは、ケタ違いである。土曜のお昼前という時間帯もあってか、とにかくスピーディー。そして、想像の中のファミリーサイズについての定義を再定義せざるを得ない、商品のデカさ。
たとえば商品の大きさも、
長い昆布が大胆な構図で吊るして売ってある。水筒のサイズは2ℓ〜。500mlとか、ない。飲み物は箱売りが基本など。
そもそも業務用コーナーのPOPがあるあたり、やはり車で買いに来る人たち用のスーパーなのである。
並べるスペースについても、
ミツカンのごましゃぶタレ250ml瓶が、横一列に8本並んでいて、販売スペースを贅沢に使っている印象を受けた。
しだいに戦々恐々とし、アイデンティティを消失していく。。
私は……ここで……
いったい何を……。
はっ、いかんイカン。。落ち着け。
こんなときはわれに返って定点観測だ。
生鮮売り場を離脱し、馴染み深い、紅茶、ハーブティコーナーへ移動だ。
目の前にいたおばさまの選択は、やはり迷いはみじんも感じられず、とにかく目の前の、日東紅茶100パックを片手でつかんでカゴに入れる。
とにかく動きは止めないまま、バスケットボール(紅茶100パック)をゴール(買い物かご)へ入れる要領である。
「そうか、アメリカンなスーパーなのか!」と思い、それならそういうふうに付き合うぞ\( 'ω')/!
……と思ったものの、
ふと足を止めると。
高い割引率のお菓子に「取扱中止 消費期限が6月までのため」と、はっきりと記述していたり、なかなかPOPの記述はしっかりとしている。
子供が、お菓子メーカーとコラボした鉛筆を楽しそうに眺めていて、お母さんを連れて来たり、さっきの日東紅茶を買ったお母さんも、息子と楽しそうに話をしている。
なんだか、スーパーが家族とのコミュニケーションの場になっている、という感じだ。
ふだん接点のない郊外のスーパーだが、純粋な楽しみを享受した感もあった。どことなく下町っぽさもあったのかも。不思議と、暗さはまったくなかった。
いわゆる「スーパー」を体感した感じは、この連載の中では一番かもなあー。
(ちなみに、やみつきポテトがありましたので、買って帰りました。。)
一応ホムペを見てみると、お友達宅配なるものが。買い物に行けない友達の買い物を代行することにより、手数料を受け取る、とゆうサービスだ。
実は今、私は肩甲骨が急性の炎症を起こし、いわゆる「ぎっくり背中」になっており、寝たきり状態になってしまっている。
なので、こんなサービスも良いなと思うし、POPの表記も色気はないけども、やはり全体的に誠実さがあるような気がしたのは、私だけだろうか。
人がスーパーに求めるものも、スーパーが提示する価値も、それぞれである。
業務用とか、ディスカウントといった言葉では括れない、エネルギーをもらった気がした。
(記事が真面目な感じなのは、肩が上がらないからです……たぶん)。
【このお店にたどりつくまでの河川敷のBGM】
・Takin' It To The Streets
・Listen To The Music
・Black Water
- The Doobie Brothers
【店内の個人的BGM】
・Honesty - Billy Joel
0コメント