【そうだ、スーパーへ行こう。】番外編 我が心のスーパー。
第3回目を待たずして、いきなり番外編とは、某ステーキ店もびっくりである。
……といきなり、ちびまる子ちゃんのナレーションのように始まる今回は、私が育ったスーパーに皆様をお連れしたく候。
というのも前回「我が心の……」とか言ったものの、もっと遡ったら、ありましたよ!
我が心のスーパーが!
私はのんびりした田舎のスーパー(専門店も入っていたけどショッピングセンターの規模ではなかった)の専門店部分の八百屋でほぼ幼少期を過ごしまして。
ちなみに、今はもうありませーん。
まじ栄枯盛衰感ぱねっす。
で、「どんなスーパーだったかなあ。。」と、最初は@ブルーボトルコーヒーで、カップルに囲まれながら、ノートに手書きで配置を描いてみたものの、縮尺がおかしくて作画が破綻したため、おうちに帰ってからエクセル様のお世話になるのまっき、に突入。
子ども心に「なぜ野菜を売っている部門が二箇所あるのだろう?」って思ってたっけ。。専門店という概念を知るのは、だいぶ後のこととなる。
私は勝手にスーパー側を商売敵と思っていたので、お正月のお飾りの販売のときは「こっちのほうがいい品だよ!」と言って、父親にめちゃくちゃ怒られた記憶がある。
だって、お飾りのみかんとか藁とか、しっかりしてたんだもの。。値段は割高だったけど。
まあ周りは「お父さんの腕を信頼してるんだよ〜」と笑ってくれてましたが。
商売と信頼についての洗礼を受けたんだなあ。。w
お店で記憶してるのは、アフガニスタンからやってきた小学校の先生に、野菜の調理の仕方を教えてたことかなあ。あとは、新種の野菜の味見をよくさせられた。
バラフとか、ドラゴンフルーツとか、ライチとか、ドリアンとか。
なるほど、たしかに専門店らしい品揃えも目指してたんだなあ。と今になって気づく。
あとは、野菜同士の色合いとか、どうすれば合わせて買っていくかとか、そういうことを考えてるって聞いたことがあったなー。
他のお店にも当然遊びに行き、「あの八百屋さんの娘さん」というブランドを、かなり濫用していた気がする。
サンリオは当然のことながら行くけど、そんなに買い物はしなかったなー。用事がないとそんなに長居できない感じだった。
お店の人は別に冷たい人ではないんだけど。
むしろとなりの本屋さんこそ、朝から夜まで、とにかくお世話になりっぱなしだった。雑誌もめちゃくちゃ買ってもらったなー。
どっからかビール瓶を入れる頑丈なケースを持ってきて、それを椅子にしてくれたっけ。
ここで、学研のひみつシリーズと、歴史まんがシリーズはかなり読んだ気がする。。
レジに入って、買った本を袋に入れさせてもらうお手伝いもしたなー。
パン屋さんのアルバイトの女の子たちにも、遊んでもらったなー。
あと覚えてるのは、父と兄がめちゃくちゃガチャガチャをやってて、「なんでこんなことにお金使ってるんだろ……」って思っていたら、すごいステキな曲がかかってたのを覚えてる。かなりあとになってから、CHAGE&ASKAの「LOVE SONG」ってことに気づいた。
ガチャのあるところが入口側だから、ガラスから光が差し込んできて。子供だからかすごい天井が高く感じて、空から音楽が降ってきたんだと思ったんだよね。
あと覚えてるのは、Red Hot Chili Peppersの「Behind the Sun」がかかってたよ。
これも後ほどアルバムを聴いて、たまげたなあ。。
スーパーのBGMも、いつか特集したい案件だね。
それにしてもこうやって書きながら、様々な事件を思い起こし(会計してないお菓子を勝手に持ってきちゃったり、事務所の金庫の数字を勝手に変えちゃったり)、悪ガキだったなあ……。
と、つくづく自己嫌悪のような気持ちもあるのだが、今日立ち寄った個人経営の本屋さんでは、かわいい看板娘たちが迎えてくれて。お釣りはちっちゃいおままごと用のお金を渡そうとしてくれて、萌えたw
まあ、看板娘ぐらいはやれていたんじゃないかなあ。。と、思うことにしよう。
まさかその時代のものなんて残ってないだろ〜と思ってたら、ありました!
断捨離で発掘された、ピアノの形のオルゴール。曲は「愛の讃歌」。一曲ずつ聴いて、これがいい!って父親に買ってもらったんだよね。
まあこれは、捨てないでおこうかなー。
いやーこうやって改めて思い返してみると、「あ、これはそーゆーことだったのか!」てのがあるもんだねー。
間違いなく、いろいろな形で、考え方の元になってることでしょう。
【我が心のスーパーのBGM】
・LOVE SONG - CHAGE&ASKA
・Behind the Sun - Red Hot Chili Peppers
・愛の賛歌 オルゴールバージョン
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