誇り。
おはよー。テレビ見ながらお掃除してるよ~。
お、森家のお宅訪問だ~。森家大好き♡森泉ちゃんのDIYの番組とかつい見ちゃう。
特にパメラ氏(お母さん)大好きなんだ~。素敵なお母さん。
お宅訪問、内装がアメリカっぽいのが素敵。整然としてないのがいいなって。いい感じに雑然としてる感じがかえっておしゃれ。
まじ森家の本どっかから出してくれないかなあ。。絶対買うな~。
本の整理をしてたら「黄金のバンタムを破った男」(百田尚樹著・PHP文芸文庫)という文庫が出てきた~。これは、1960年代のボクシング界をノンフィクションで書いている1冊で、19歳で世界王座についたファイティング原田選手のお話。
今でも覚えてるんだけど、まだまだ駆け出し(?)の百田尚樹氏のサイン会が、文教堂書店浜松町店であって。「ぜひいらしてください!」と書店員さんからお声掛けいただいたんだけど、ボクシングかあ……サイン会までに本を読み切れるかな、と思いながら読んだんだよね。
だけど、これが読んだらめちゃくちゃ面白かった。
何が面白いのかうまく説明できないけど、おそらく読みながら「熱狂した」んだと思う。
そのときの主人公の気持ちに入って、相手の気持ちも伝わってきて、ノンフィクションってこんなに熱狂するんだなあ、ってびっくりした。
『探偵!ナイトスクープ』のチーフライター、という経歴に、なんとなくなるほど……という感じがする。
サイン会では、ボクシングというテーマもあってか仕事帰りのサラリーマンが列を作っていて、女性は私とほか一人……ぐらいだった。
百田さんが顔を上げると、女性がきたことにびっくりしたみたいな感じだったなあ。
「お待たせしました」と仰ってくださった。
それで私は、百田さんに矢尾板選手の生き方に感動しました、と伝えたら、
「彼はね、誇り高いんです」と、表紙の裏側に「誇り」とサインペンで書いてくださった。
矢尾板選手というのは、長年フライ級の世界王者一位だった選手で、タイトルマッチを四か月後に控えたときに、突然引退を発表した方。辞めた理由は今でいう内部告発??かな。
所属しているジムの会長が自分のもののように選手を扱い、暴言や暴力があったため、「自分が引退することで、旧態依然としたボクシング界に一石を投じたい」思いがあったと。
私は潔さみたいなものを感じた。
だけど百田さんの言葉から、そのとき初めて「気高さ」のような、「誇り」のような言葉を意識したかなあ。あ、それそれ!みたいな。
文章を書く人の言葉の鋭さって、すごいな……と思ったよ。
それにしても漫画も小説も、体感する読書は楽しいなあといつも思うよ。
お掃除をお休みして、じゃじゃ麺(盛岡名物なんだね!)食べてくる~。
0コメント