【ものの快感】ものと旅立つ。
出張や旅は、目的地そのものや、目的地までの行き帰りの楽しみもあるけれど、「最小限の荷物で移動する」、という楽しみもあると思う。
旅行先に持っていくものこそ、本当に必要最低限のものを理解したり(時には思い知らされ)、更には自分の本質までもわかるような気がする。
最近はめっきり移動する機会も少なくなっていたけど、久々に出かけるためにバッグを取り出した。「お、やっと出番なんだ」と言っているように見えるぐらい、バッグは形が崩れてしまっているように見えた。
いかに荷物を減らして、最終日まで荷物の重さで疲れないようにするかが課題になってきた。若くはないけど、その分自分に必要な持ち物はわかってきたはず……と思いたい(^◇^;)
まずは旅行当日着る服をハンガーにかけ、それ以降の服はどうしようか。
まず、気候。寒い雨の日もありそうだ。季節柄、厚手の服も必要そう。。
持っていく服は、軽くてシワになりにくいことが前提。比較的きれいめなシャツと、カジュアルなカットソーにしよう。あまりデザインの行き過ぎたものは選ばない(そういうのはあんま持ってないけど……)。誰と会っても、失礼のない服。毛玉のない靴下(意外と足元見られてるんだもん……)などなどをIKEAのジップ袋に詰め込んで、プシュッと圧縮。
あ、ハンカチハンカチ……(^◇^;) 忘れてた
化粧品は重たいので、重要な課題といえる。
普段使いのものを移し替えるか、そのまま持っていくかなど悩みどころ。。(`・ω・´)
薬や、痛み止めや絆創膏など。あ、コンタクトレンズのケースと保存液も忘れずに。というのも、旅先では薬局がすでに終わっていた……ということもあったので(^◇^;)
コンビニで買えないものは、要注意。
あ、そしたらメガネメガネ……、いろいろと紐づいて思い出すものも多数あり。
あと、本、あー、雑誌にしようかな……。
本はやっぱり文庫に限る、とは思いつつも、旅先のベッドで雑誌をゴロゴロと……と思うと、かなり捨てがたい(旅先で買えばいいのか)。
そうこうしてるうちに、あっという間に重たくなるので、お留守番するものも出てくる。
ドンキホーテで、チョコバットが投げ売りされていたので買ったり。ちょっとした思い出のあるお菓子を入れておくと、旅先で寂しくない……ような気がする(^◇^;)
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さて、旅先は、自分の荷物がとても愛しくなる。ホテルに帰って部屋に入ると、預けた荷物が、ちょこんと置いてある。「おかえり」と聞こえるような気がした。
テレビのローカル番組をBGMにして、普段はそこそこな美容も、旅先で使い切りのパックなどを買って使ってみたり(この買い物はダントツで名古屋が楽しかった。さすが名古屋嬢を輩出する街!と思う)、思いついたかのように靴や化粧品のケース、持ち物を磨いてみたり。。この荷物だけでやっていかなきゃいけないのだから……と思うと、なんだか愛おしい。いま、私を構成する、取り巻く「もの」はたったこれだけしかない。
こんなとき、普段から持ち物が少ない方が、一つひとつを大事にできるんだろうな……と感じる。
しがらみから離れて、トランク一つで暮らしてみたいとも思う。
その時持っていくものは、なんだろう?
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フォーマルにもカジュアルにも持てる(もはや慣用句のような……)旅行バッグは、サザビーで一目惚れして購入(*'ω'*) 本当にクタクタになってきたなあ。。
「行き」は厳選された荷物だけでスカスカ、「帰り」は手土産でいっぱい。。チャックは一度も壊れたことがなく、我慢強いバッグです(о´∀`о)
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