タロットの秘密。

昨日は「レムリアン・ヒーリング」を読了。今日は前読みかけてた鏡リュウジさんの「タロットの秘密」を読んでいる〜。

読んでいて面白いな、と思ったのは「黄金の夜明け団」という魔術結社のタロットの大アルカナ、「ラヴァーズ」の解釈。

「このカードはアンドロメダ王女を海の怪物から救い出す英雄ペルセウスが描かれる。『アンドロメダ座』の星座神話のモチーフだ。『黄金の夜明け団』の文書にはこうある。
『直感に対する霊感の衝撃が、啓発と開放という結果を生む。(中略)習慣と物質主義という足枷を砕く剣、アンドロメダを恐怖の竜と腐敗の水から救うペルセウス』。

ここでは通俗的な恋の成就といった意味は引き出されていない。岩に象徴されるこの物質世界の拘束から、霊的な世界への覚醒に導く力が『愛』と解釈されているのである。それは、ルネサンス期の寓意的解釈をはるかに超え、古今の神秘主義思想をも取り込んだものとなった」。

純粋に、歴史があるカードだから沢山の意味や、主義や思想が取り込まれているんだけど、普段目にする「恋人」のカードにこんな深い意味があるとは驚いたf^_^;

なんとなくなんだけど、松本隆さんを思い出した。妹さんを病気で亡くしてしまった後、渋谷の街がモノクロームに見えた。でも、失ったことで目に見えないはずの色というものがある、ということを知覚できた。
彼は、目には見えない色を詞の中に盛り込んでいる。。
この話を聞くと、うっすらと宮沢賢治も思い出したりするのだが。。

うまく説明できないのだけど、広い意味での愛、というものがあるのだな、と思うし、この解釈で占うと、また相談相手に伝えることも変わってくるのだろうなあと、ちょっとしんみりしてしまったよ。

ことばのハンドル。

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